魔法の言葉!「あいうべ」

最近よく取り上げられている「あいうべ体操」
習慣化することで、口周りの筋肉を強化し、口呼吸から鼻呼吸への矯正が期待できます。

舌が上がると、口が閉じる!

あいうべ体操の「べ」は、舌を突き出して下へと伸ばします。舌のヒダが痛くなった方、舌の筋肉が弱めかもしれません。ただ、この動きを繰り返すことで、舌が強くなり、正しい位置(上あごの凹み)に上がります。
舌が、正しい位置に収まるとあごが安定し、口が閉じる習慣がつきます。また、気道が広くなり呼吸が楽になるので、鼻呼吸が定着しやすくなります。


毎日3分!簡単「あいうべ体操」
 

「あ」「い」「う」「べ」を1セットとし、1日30セット繰り返すだけです。だいたい、3分くらいで終わります。声は小さくていいので、ひとつひとつ丁寧にお顔全体を大きく動かしましょう。習慣化するために、体操する場所を決めておくのもオススメです。
(お風呂に浸かってる間する、車に乗ってるときにする、など)


あいうべ体操の絵本もあります。4、5歳用ですが、絵のタッチも独特で色合いも鮮やかです。音読のリズムもよいので、赤ちゃんでも読み聞かせに良いと思います。
お子さんやお孫さんのプレゼントにぜひ!

〈参考文献〉
口腔機能発達不全症対策 全身の発育を口から見る 口育/日本口育協会
床矯正・矯正治療の手引き/鈴木設矢

〈絵本〉
はないきおばけとくちいきおばけ/今井一彰



口を育てるブログ

離乳食のイメージは「大変」「めんどう」 よく言われたのは、 「がんばりすぎるとしんどいし、適当に」 でも、知らないまま適当にすることと、知った上で手抜きをするのとは、全く違うこと。 赤ちゃんの口の仕組みや、発達がもっとイメージできると「なんで?」と悩むことが少なくなるかも。 現在子育て中の歯科衛生士が、これは知っておきたかった!と感じた情報を更新していきます。

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